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2020.10.26
(この記事は2021年5月時点の情報をもとに制作しています。)
みなさま、車検の更新はお済みでしょうか。
車検とは、いわばお客様の乗用車の健康診断です。お客様が普段ご乗車されているお車も定期的に車検を受けることが必要です。
たとえば、自家用乗用車は新車登録から初回の検査が3年間となっています。また、2回目以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。
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目次
7:まとめ
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そもそも車検を行うには、いくら必要なのでしょうか。
車検にかかる費用は、法定費用と車検基本料金、整備料金の3種類があります。基本的には法定費用と車検基本料金がかかります。整備料金は切り離して考えると良いでしょう。また法定費用は固定ですが、車検基本料金と整備料金は変動します。
まず「法定費用」には、自動車重量税と自賠責保険料、印紙代が含まれます。
自動車重量税は、車種と車両重量ごとによって課税されます。こちらは次回の車検分まで、有効期間に応じた年数分をまとめて支払うことになっています。また、法律で定められた費用となっているため、金額は一律となっています。以下は、自動車重量税の金額の一例です。
【自動車重量税の金額一覧(例)】
乗用車(3年自家用)(単位:円)
乗用車(2年自家用)(単位:円)
【自賠責保険料の金額(例)】
自賠責保険(自動車賠償責任保険)とは強制保険であり、法律で加入が義務付けられています。自賠責保険に加入していない場合、車検を通すことができません。こちらは車検の有効期間に応じた、契約期間と車種によって変わります。
(離島および沖縄県を除く)(単位:円)
参考:自動車損害賠償責任保険基準料率(損害保険料率算出機構)(2021年1月15日届出)
【印紙・証紙代】
印紙とは自動車検査登録印紙、証紙とは自動車審査証紙のことを指します。
これは自動車検査票と重量税納付書に窓口で印紙と証紙を購入して貼りつけるためです。
いずれも手数料として支払います。
自動車検査登録印紙は、国に検査手数料を収めるため、
自動車審査証紙は、自動車技術総合機構に検査手数料を収めるためのものです。
指定工場では保安基準適合証を交付することができるため証紙代はかかりません。
また、OSSとは「自動車保有関連手続きのワンストップサービス」です。自動車の保有に伴って必要となる各種の行政手続きを自宅のパソコンから一括して行うことができます。詳しくはこちらのサイト(認証局)をご覧ください。
また、3ナンバーとは、以下の分類番号の100の位が【3】を指します。
次に「車検基本料金」です。
こちらは法定費用と異なり、車検を受けるために必要な点検や整備を行うための費用です。内訳としては、24ヶ月定期点検料、測定検査料、車検代行手数料です。また、車検を受けられるお店によって変化することも特徴です。
当社で受けると、お客様それぞれのお車のスタイルに合わせてご提案が可能です。1部分を直すことにも選択肢がたくさんあります。まずは相談させていただき、お客様が求めるものがクオリティなのか、金額なのかを聴きながらご案内いたします。
最後に、整備料金が必要となる場合があります。こちらはお車の状態によって変動します。
ここでは、車検の有効期間についてご説明します。
車検の有効期間は、実は種別ごとに決まっています。例えば自家用乗用車の場合、新車登録から初回の検査が3年間で、以降は車齢に関係なく2年ごとに受ける必要があります。
また、車検有効期間満了日は車検証に記載されています。車検自体はこの有効期間が満了となる【1ヶ月前から受けることが可能】です。1ヶ月以内に検査を受けても次の有効期限はもとの満了日からの期間となります。
ただし、1ヵ月以上前に受けたり、有効期限を過ぎたりした場合は、その日から有効期間が起算されることになります。
参考:自動車検査証の有効期間(国土交通省)
また、検査ができる日は平日のみになります。
(作業内容や修理箇所などがあるときは、数日いただく場合がございます)
事前に一度ご連絡をいただけると、車検当日にお待たせする時間を少なくすることができます。スムーズに車検を行いたい場合は、まず事前に予約を入れていただき、車検を受けるお車で、数日前に15〜20分確認させていただけると幸いです。
電話番号もしくはご予約フォームはこちらとなります。
<電話番号:0561-59-2161 もしくは ご予約フォーム>
車検に必要なものは、2つあります。
1つ目が、「自動車検査証(車検証)」です。
「自動車検査証(車検証)」は、車が前回の車検で保安基準に適合したことを証明する書類です。車の所有者や車台番号、車検の有効期限などが記載されています。
2つ目が、「自賠償保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)」です。
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は全ての方に加入することが義務付けられています。「自賠責保険証明書」は自賠責保険の保険証です。車検をお店に依頼する場合、車検を受ける際に更新します。
ここで、車検はなぜ受ける必要があるのか、についてご説明します。
結論は、車検はみなさまの乗られている車とともに安全と環境を守るためにあります。
車検とは、日本の公道を走行する自動車が国の定めた基準に適合し、安全かつ環境に良い状態であるかどうかを定期的にチェックする役割を果たします。
道路運送車両法第62条では、
「登録自動車または車両番号の指定を受けた検査対象軽自動車もしくは二輪の小型自動車の使用者は、自動車検査証の有効期間の満了後も当該自動車を使用しようとするときは、当該自動車を提示して、国土交通大臣の行なう継続検査を受けなければならない。」とあります。
つまり、自動車の使用者は自動車検査証(車検証)の有効期間満了後も自動車を使用する際は、その車と一緒に継続検査を受ける義務がある、ということです。
継続検査とは、車検のことを指します。
また、車検では販売店等で1ヶ月や半年に一度行う法定点検とは異なり、国が定めた安全性や排気ガスなど公害防止の基準を満たしているかも含め、細かい項目まで見て安全に走行できるかを確認しています。
上記の条件を満たしていない車は自動車検査登録制度(車検)の対象外となるため、日本の公道走行ができなくなってしまいます。
さらには、日本の公道を走行する自動車は自動車登録番号標(ナンバープレート)を付けて自動車検査証明書(車検証)を備え、検査標章(車検ステッカー)を表示しなければならないことが法律で義務付けられています。
そもそも車検とは、お客様がご使用いただいている乗用車が保安基準に適合しているかを、定期的に検査する制度です。
保安基準は「自動車の構造、装置、乗車定員または最大積載量、保安上の技術基準についての制限の付加」のそれぞれの項目で定められています。
つまり、日本の公道を安全かつ環境に配慮して走行するうえで、最低限の守るべきルールです。
車検では、50項目以上の検査のチェックに加え、同一性の確認、外観検査、サイドスリップ検査、スピードメーター検査、ヘッドライト検査、ブレーキ検査、排気ガス検査、車両下回り検査、書類審査と総合判定の検査を入念に行います。
また、車検を通したからといって、すぐに故障しなくなることや、しばらくは壊れなくなるというわけではありません。
あくまで車検は、お客様のお車の現状を定期的に確認するためにありますので、お車の状態が良くないと感じたら、車検前後であっても、すぐにご相談ください。
車検は、お客様のお車と安全や環境を維持する大切な役割を担っています。
その分、お客様自身の費用も時間もかかってしまいますが、安全な車の運転を続けていくためにも欠かせない検査です。
私たちも日々お客様のお車を点検・整備するなかで、見つけた小さな気付きや快適なドライブをお送りするお手伝いができるよう心がけております。
「車検についてもっと知りたい!」など、ご相談がございましたら、お電話や公式LINE、InstagramのDMでお待ちしております。以下のリンクからご利用できます。
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